オフィスのイスの選び方

オフィスのイスの選び方

オフィスの生産性・効率性とチェア

オフィス内での生産性・効率性を上げることは、会社の業績に直結します。目に見えない間接費の削減は、会社全体のコスト削減に大きく貢献します。効率的なシステムを導入したり、業務改善をしたりするのが代表的な例ですが、その中でも労働環境を良くしていくことも実は非常に重要です。なぜなら、そこで働くのは生身の人間ですから、その人間が心地よくストレスを感じない環境でないと、効率のよい生産性の高い仕事はできません。そして、唯一直接身体に触れるチェアはそこで働く方にとって非常に重要なアイテムとなります。

ステータスとしてのチェア選びはほんとうに正しい?

チェアを購入する際、特に旧体質の組織内では、階級に応じてランク分けして購入するケースが目立ちます。例えば、部長はハイバック(背もたれが長いもの)の肘付きでグレードの最上位のもの。課長はローバックの肘付き。一般職員はローバックの肘無し、等。この選定方法、生産性・効率性の観点からは、全くナンセンスな考えです。役職の高さに応じてチェアのグレードを決めるの行為は、チェアをその方への単なる報酬としか考えてない証です。

選ぶ基準は、業務の必要性

組織内で働く方の役割は様々あります。管理統轄をする方、渉外をする方、常時ICT機器をオペレーションする方、、、。その業務内容によってチェアを選ぶべきです。例えば、この中で一番高機能なイスに座るべきなのは、常時ICT機器をオペレーションする方です。長時間座りっぱなしで、画面を見続ける一番効率性を重視され、なおかつ、ストレス・より疲労度も溜まります。一番その機能を必要とされる方にその機能を与えるのが最も効率的に生産性を上げることになるのは明白です。具体的な機能としてには、身体をきちんと預け、長時間正しい姿勢を保てる人間工学に基づいた構造、体圧分散がきちんと実現できる張地、キーボードマウス等操作で腕や肩への負担を軽減するフレキシブルな稼働肘などです。どんなに役職が高くても外出率が高い営業職の方に過剰な高機能なチェアを提供しても、それはコストの無駄な配分となります。

チェア選びをコスト削減の対象とするのは間違い

そのような観点から、チェアはコスト削減の対象とすべきではありません。よい機能をもつチェアを購入する際は、一見イニシャルコストは高く感じるかもしれませんが、会社全体にかかる間接費を意識し、毎日そのチェアに座り業務する長いスパンで考えるとコストパフォーマンスは非常によいです。高機能なチェアはわたしたちが効率的に働けるように手助けしてくれる重要なアイテムなのです。むしろ生産性を上げるための初期投資と考えるべきです。

カタログだけで選ぶのは危険

最近の商品購入方法では、カタログやWEB画面で機能説明と価格で選ぶことが多いですね。確かに便利でよいのですね。では、服や靴を買うときは、どうでしょう?届いた商品を着てみたりすると、カタログ上で気づかなかった点が結構たくさんあったりしますね。ちょっとキツイ、生地の厚みや触り心地が想像してたのと違う、意外と透ける、色が表示とちょっと違う、などなど。他の商品購入と比べて後悔する確率は高いと想定します。その方の身体あっての商品ですので、実際合うかどうかの問題はどうしても起こりえますね。
 チェアも同じです。実際に座ってみると、値段の高い安い関係なく、自分に合う合わないがございます。

ベストな買い方は?

服と一緒で、実際に試着できるのがベストです。もしお近くにショールームがあればそこで一度座ってみるのがよいでしょう。あなたに確実にぴったりなチェアを選ぶことができますよ。

SHOWROOM

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