誰も教えてくれないクリニック家具の買い方

誰も教えてくれないクリニック家具の買い方

クリニックのオフィス家具をどうやって揃える?

木脚待合室ソファ

新しくクリニック・診療所を開設する場合、受付・待合室・診察室・処置室・バックヤードの家具備品を揃えなければなりません。初めての経験ですと、メーカーも種類もあってどうやって選んでよいか、またどこから調達すればよいか、なかなかわからないものですね。選定のポイントを業界の裏事情も交えて教えます。

  • タイプ別のオススメの調達先
  • コストを抑えたい時の買い方
  • メーカーカタログと通販カタログの価格の違い

クリニックのオフィス家具の調達先はどこにする?どこで買う?

クリニックのオフィス家具備品の調達先の選定には選択肢がございます。設計事務所(建築内装業者等)、事務機家具販売店(家具メーカー)、大手オフィス用品系ネット通販(アスクル等)などです。それぞれに特徴がありメリット・デメリットもありますので、トータル的な判断が必要となります。またコストセービングの観点よりネット通販併用の分離発注も一つの有効な手段です。(後述「「どうやって家具調達コストを下げるか?」)

設計事務所(建築内装業者) 家具事務機販売店 ネット通販 (アスクル等)
全体工程管理・建築現場把握 × ×
家具レイアウト
提案商品グレードハイグレード傾向ハイグレード傾向コスパ家具得意
取り扱いメーカー 限定 (取引業者による)限定(代理店契約縛り)多種
納品工程管理・納品手配調整 基本自身で行う
商品納期30-40日30-40日 数日
商品代コスト 高め傾向 高め傾向 (要交渉)低コスト

タイプ別オフィス家具の調達先のオススメ!

A.フルサポートで時間・手間をかけずに

建築側との調整も含め全部おまかせにしたいなら、設計事務所(建築内装業者等) がベターです。
 実は、家具の調達には消耗品と違って様々な見えない手間や時間・コストが実は発生します。設計事務所(建築内装業者等) は建築現場全体の収まり・工程を管理把握、調整しているので、そのトータル的な観点よりスムーズに家具納入ができる立場にいます。また、建築設計の観点からの家具の選択、インテリアデザイナー等によるトータルコーディネイトの提案が受けられます。発注者側は、自分であれこれ細かな段取りをする必要はなく、すべてプロにおまかせでやってもらえるので負担が減り安心です。
 半面、 収まり・デザイン最優先で造り付け家具、ハイグレードな家具や別注品を選定提案し、あまりコストに関しては重要視しない傾向になりがちです。 さらに商流の関係で商品代コストはかなり高め傾向にはなります。

B.時間・手間かけずにコストも多少は抑えたい

サポートを受けつつも、コストも多少は抑えたい(要交渉)際は、 地元の家具事務機販売店等 がベターです。
 フルサポートの場合、打ち合わせ・現場調査・レイアウト・商品選定・納品日調整まで行ってくれます。(但し、建築側、テナント入居ならビル管理会社との各種調整はご自身が行う必要はあります。)発注者側は、家具納品に関して対面相談サポートを受けられるので安心です。
 納入業者は商慣習的に家具レイアウトやそこに要する手間と時間、間接費等内部経費を別途請求はしない傾向があります。が、そこは奉仕活動ではなくあくまでビジネスです。からくりとして、その諸費用を吸収する為、ハイグレードな商品(定価が高めの設定)や別製品を選定した上で、高めの販売単価となる傾向があります。(暗黙の了解で、一定のサポートはしますので多少高くてもでそこは含みおきご了承くださいということです。但し上記Aよりは抑えられるかと思います。)但し、そのサポートは明確に対価をいただく請負ではない為、期待値通りになるとは限りません。納入業者の営業担当者の知識・段取り手腕・経験にはかなりのバラツキがありますので、結局ご自身でいろいろ段取りをしなければならないこともございます。
 それでもさらに価格を抑えたい場合は、複数業者からの見積比較、または価格交渉をするしかございませんが、業者側も手厚いサポートをすればするほど手間と時間と経費がかかりますので、露骨でドライな交渉をしますと、お互い気持ちよいお取引ができなくなり、期待する程のサポートをしてくれなくなる可能性がありますので、ここはとても注意が必要です。また特定メーカー指定の場合は、メーカー側で水面下の交通整理をする場合がございますので、他販売業者に見積依頼をしたところで正当な競争価格は出てこないことも予想されます。
 また、納入業者はどこかメーカー代理店であり、家具レイアウト等そのメーカーの協力も得ての提案につき容易に他メーカーへ変更は困難も想定され、任せっきりにしますと商品選択の自由度も奪われる可能性があります(いわゆるメーカー縛り)。

C.大幅にコストを抑えたい!急ぐ!取引のしがらみは嫌!

交渉手間なしに簡単にコスト削減をしたい・納品を急ぐ・しがらみを気にしたくないなら大手オフィス用品系ネット通販がベストです。

ネット通販では、簡単に商品の検索、価格の明瞭性(ズバリ値引き後販売価格)、リアルタイムの納期把握が専用カタログまたはWEB上で簡単にでき、スピーディーな商品調達ができます。 アスクル等の大手オフィス用品系ネット通販ですと全国対応にて、家具レイアウト、家具選定、見積、納期指定、もちろん家具組立設置サービスもありますので安心です。 とりわけ家具レイアウトは基本無料でのサービスで最終的に商品を購入しなかったとしても、対面での変なしがらみや気遣い等なく、気軽に依頼しやすいです。一番に気になる価格についてですが、無店舗・非対面・完全システム化により内部経費を削ぎ落とすことにより低価格を実現しております。商品ラインナップとしては、ハイグレードな高額な製品よりも低価格でコストパフォーマンが高い、国内外メーカー多種多様な製品を得意としております(もちろん国内TOP3メーカー、オカムラ・イトーキ・コクヨも品揃え)。また最大の売りでもある納期スピードについては、人気主力製品を多品種常時在庫して、全国複数の最寄りの配送センターから最短当日翌日お届けを実現しております。
 コストセービングと短納期に期待するお客様様層が大多数の為、それを最優先に顧客満足度を上げる営業スタイルです。 通常のネットショッピング感覚で、簡単!すぐに!コストパフォーマンの高い商品を低価格!で調達することができます。半面、納品に関わる各種調整(現場確認・日程調整・受け入れ体制等)はお客様ご自身で行う必要はあります。
 ある程度ご自身で現場を確認したり、商品を調べ選んだりできる方であれば、メリットが大きいのでオススメです。

どうやってオフィス家具調達のコストを下げるか?

設計事務所(建築内装業者)や家具納品業者の家具提案の場合、たいてい予算オーバーになる傾向が高いです。それは必ずグレードの高いものを最初に提案するから。 さて、そんな時どうすればよいのでしょうか?よい方法はあります。予算内で全体のグレードを下げる。それもありでしょう。しかしながら、あまりおすすめしません。全体に安っぽい感じになったり、あとでここは妥協するんではなかったなぁと後悔する可能性が高いです。実は、メリハリをつけることで全体の予算を抑えながらも、納得のいく選定ができるのです!

メリハリをつける! 2つのポイント

1.ゾーンでメリハリ

施設内を大きく、「おもてなしゾーン」と「バックヤード」でわけてメリハリをつけます。

待合室等おもてなしゾーンは、患者様(お客様)と直接かかわるエリアなので、雰囲気や格が大事です。カウンターやソファなど、おしゃれな、よいものを選ぶべきです。患者様(お客様)の満足度を上げるということは、最終的には報酬(売上)等に直結するので、ケチってはいけません。
 対するバッグヤードは、あくまでそこで働くスタッフの生産性効率重視で考えます。機能的に落ちてはいけませんが、グレードや見栄えは関係ありません。おもてなしゾーンと比較してそれなりでいいのです。

2.家具の種類でメリハリ

デスクやテーブルは極論、天板があって脚があれば、その役割を9割果たします。あとは、材質・見た目や形状だけですので役割機能としてはそれ程変わりません。
 ところが、イス・チェア、ソファは違います。人体に直接触れるものであり、身体を預ける家具ですので、いやがおうでもその良しあしを誰もが体で感じてしまいます。イスは、それによって楽になったり疲れたり健康に直接影響する家具です。よいイスやソファは、患者様(お客様)の満足度を上げ、そこで働くスタッフの労働生産性を間違いなく上げます。デスク・テーブル・キャビネット等のグレードを仮に下げても、イスはよいものを選びましょう!

メーカーカタログ品と通販向け製品の家具の価格差ってどう考えればいいの?

家具カタログには、メーカーカタログ掲載品と通販カタログにしか載っていない通販向け製品がございます。似たような製品ですが、価格がだいぶ違ったり、提示された見積内容のも違ったりします。なぜそんなに違うのかと疑問を持ちますよね。

メーカーカタログ製品通販向け製品アスクル等)
価格定価表記→販売価格不明(販売先によって変動)販売価格表記(お客様を差別しない統一価格)
製品ラインナップ多品種・ハイグレード製品群少品種・高コスパ製品群
素材品質重視一定の品質の元、徹底的にコストダウン
製造国国内・海外海外生産が多い
製法・組立工場組立・現地組立現地組立が多い
納品組立間接費高コスト(物流費高・個別対応)低コスト(物流費低減・システム化)
納期30-40日最短翌日
納入サポート販売会社よる個別サポート(含み価格)最小

メーカーカタログ製品

定価表記です。販売会社はお客様によって値引き率を変え、販売価格を変えています。例えば、全体の金額が数百万~数千万なら高値引き率、そうでないならそれなりに、単品ならほぼ定価販売などです。理にかなった方法ではありますが、自分に提示された価格が高いのか安いのかわかりませんので、不信感も生まれます。(3社から見積徴収すると相場は分かりますが、前述の通り注意が必要です)商品ラインナップは多品種にわたり、専用の分厚いカタログのラインナップがありあらゆる顧客ニーズに対応できる商品群をそろえております。しかしながら実は掲載品の大多数は、仕入れ品で自社で製造はしておらず、在庫ももっておりません。(別の下請け工場での受注生産品)。とはいえ、大手メーカーはブランドの看板を背負ってますので素材・製造に関しては品質重視ではあります。国内製造を主としてますが、近年は海外製造へもシフトしています。品質重視の点もあり、工場で組み立て済みの状態で出荷される製品も多く、反面物流費もかさみます。 運賃搬入および組立施工は都度積算・人工計算になる為高コストになる、一方、お客様へ提示する運賃搬入費および組立施工費の価格提示も、営業の匙加減でいかようにでも作成計上でき、不明瞭な部分もあります(定価がないので自由に値付けできてしまう。見た目商品販売価格を多少安くして、諸経費で多めに取り利益を増大させるようなテクニック等も使えます)無論、納品にかかる様々なサポート享受できる含みの価格となりますので、割高感を感じたとしても、そこは致し方ない部分です。あらゆる顧客ニーズに対応する品質・サポートを前提考慮した製品です(但し、対応能力は個々の販売会社営業担当者に依存・含みコスト負担あり)。

通販向け製品

実販売価格をズバリ掲載しております。激しいWEB価格競争の中常時ベストプライスを提示し薄利多売のスタイルです。また効率性重視の為、1台買うお客様も10台買うお客様も基本同じ単価で、ボリューム有無しによってのお客様を差別いたしませんので常時公平で安心感があります。商品ラインナップは、市場の動向に敏感でコスパに優れる商品に特化して集中的に企画・販売する為、少品種となります。国内TOP3メーカー、オカムラ・イトーキ・コクヨのコスパに優れた通販向けモデルも充実です。納期は、主力製品については常時スピード配送(当日配送・翌日配送)を目指しておりますので、在庫をもつスタンスです。素材・製造については、一定の品質を保ちながらも実販売価格を強く意識している為、徹底的にコストダウンしております。よって海外製造・輸入品のものが多く、なおかつ物流費を抑える為、現地組立品が多数です。一方、お客様へ提示する搬入組立設置費は、商品毎の価格メニューをシステム化による明瞭提示している為、商品価格同様どのお客様に対しても同一の低価格を実現しています。商品のみならず間接費も含めてコストセービング・短納期を強く意識した製品です。

あとがき

賢い選択:大手オフィス用品系ネット通販との併用もおすすめ

新規開設のクリニックの家具調達においては、『こだわりのある家具を入れたい』、『あまり自身の手間をかけたくない』というお考えをまず持たれると思います。イニシャルの予算・資金に余裕があるのであれば、全ておまかせできるフルサポートを享受できる調達先、および、ハイグレードな家具を導入されるのがよいでしょう。
 しかしながら、トータルコストセービングの元、建築費・医療機器に予算のウエイトを置き、家具備品にあまりお金をかけたくない、また、メリハリをつけて低価格のコストパフォーマンスの高い商品もバランスよく採用したいご意向を持たれるクリニック様が非常に多いのが現状です。その受け皿として、多くのクリニック様が家具調達でネット通販を採用(併用)されております。ネット通販なら、クリニック向けアスクルをどうぞ!

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